最終更新: 2026年7月19日/文例はそのまま使っても、ご自分の言葉に直してもかまいません。名前・金額・地名の「〇〇」はご自身の内容に置き換えてください。
墓じまいで一番むずかしいのは、手続きよりも「最初の一言」です。ここでは感謝を先に伝えてから相談する形の文例を、場面の順番(親→親族→兄弟→お寺→締めくくり)に並べました。コピーボタンでそのまま持ち出せます。
帰省や電話で、いちばん最初に話題にするときの一言です。結論を迫らず「一緒に考えたい」の形にするのがこつです。
お父さん(お母さん)、この前ふと、うちのお墓のこれからのことが気になって。 すぐどうこうという話じゃないんだけど、私たちの代でどう守っていくか、元気なうちに一度だけ、一緒に考えておきたいなと思って。今度帰ったときに、少し話せないかな。
事後報告は揉めるもとです。「決めた報告」ではなく「相談」の形で、検討の早い段階で送ります。
ご無沙汰しています、〇〇です。 実は最近、△△(地名)のお墓のことを考えています。私も遠方でなかなかお参りできておらず、この先の管理を考えると、供養の形を変えること(お墓の引っ越し)も含めて検討したいと思っています。 おじさん(おばさん)は、あのお墓に思い入れもあると思うので、勝手に進める前に、ぜひお考えを聞かせてもらえませんか。
金額を先に見せるのがポイントです。相場記事や見積もりを添えると、話が具体的に進みます。
この前話したお墓のこと、業者さんに概算を聞いてみたら、全部でだいたい〇〇万円くらいになりそうでした。 私としては、みんなで少しずつ出し合えたらありがたいけど、それぞれ事情もあると思うので、まずは正直なところを聞かせてほしいです。無理のない形で一緒に考えたいと思っています。
「やめます」ではなく「相談」から入るのが円満の近道です。長年の供養への感謝を必ず先に伝えます。
ご住職、いつも先祖代々の供養をしていただき、ありがとうございます。 実は、私どもの代になりましてお墓の管理が難しくなってきており、今後の供養の在り方についてご住職にご相談したく、お時間をいただけないでしょうか。長くお世話になってきたお寺ですので、勝手に決める前に、まずお話を伺いたいと思っております。
遠方で直接伺えないときの手紙の例です。このあと電話で補足する前提で、要件は簡潔にします。
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 〇〇家の墓地の件でお手紙を差し上げました。長年にわたりご供養いただき、心より感謝申し上げます。 私どもの代となり遠方に居を構えたこともあり、今後のお墓の管理について悩んでおります。つきましては、改葬(お墓の引っ越し)も含めた今後の供養の在り方について、一度ご相談させていただけないでしょうか。 後日改めてお電話いたします。何卒よろしくお願い申し上げます。 敬具
日程調整の段階で使う言い方です。お布施の目安を直接尋ねても失礼にはあたらないとされています。
このたびは、ご相談に乗っていただきありがとうございました。 つきましては、閉眼供養をお願いしたく、ご都合のよい日をいくつか教えていただけないでしょうか。当日は家族〇名で伺う予定です。 また、不勉強で恐縮ですが、お布施はどのようにご用意すればよいか、目安を教えていただけますと幸いです。
無事に終わったあとの報告です。協力への感謝と、新しい供養先を伝えて締めくくります。
先日、お墓の引っ越しが無事に終わりましたので、ご報告します。 ご先祖さまは△△(新しい供養先)にお移りいただき、閉眼供養もきちんと執り行いました。相談に乗っていただいたおかげで、家族みんなが納得できる形になりました。本当にありがとうございました。 新しい場所はお参りもしやすいので、よろしければ今度ご一緒しましょう。